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見仏記

見仏記

見仏記

作家
いとうせいこう
みうらじゅん
出版社
中央公論新社
発売日
1993-09-01
ISBN
9784120022395
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見仏記 / 感想・レビュー

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nyaoko

読む順番バラバラだったのですが、あ、なるほど。2人のあの約束って、この本の最後にあったのね。そして、この本が出た頃のお二人ってばまだ30代!なのにこの仏像に対する知識量凄いです。更に現代風に例える表現が可笑しすぎる。バーのママだの、アイドルだの、腰付きやら、指のしなり具合やら、ベタ褒め。めちゃめちゃそそられました。奈良、いいなあ。やっぱ、仏像のメッカだな。

2019/06/30

shizuka

みうらじゅんを師と仰ぐ友人に連れて行かれたサイン会。買うつもりはなかったが、目の前にじゅんとせいこうがいるわけだし、本を買えばサインがもらえるわけだし、むくむくとわき起こるミーハー心に屈し、いそいそと列に並ぶ。前日フェリーニの「道」を見ていたことが発端の思いつき、あなたの名前は?に「ザンパノ・ジェルソミーナ」でと宣う恥を知らない当時の私17歳くらい。お二人のサインに対し「もっとイタリア風にして」という無茶振りにさえ快く応え、カエルの口からパスタを垂らしてくれたじゅんよ、ありがとう。本はね多分実家にあるよ。

2017/03/15

sofia

お二方のように仏像の知識はないけれど、こんな見方をしてもいいんだよ、と楽しくなる本。修学旅行以来の奈良にも行ってみたいなあ。

2019/07/17

みうらじゅんさんといとうせいこうさんの仏像を巡る旅。うーん羨ましい。『見仏』という言葉がとてもしっくり来た。気に入った仏像の前で私もぼーっとしたい。

2018/04/04

nonpono

神社仏閣巡りが好きなんですが仏像に対して、こんな見方も感じ方もあるんだなと、感心しました。シリーズは続くのですね。わかるような気がします。面白いんだもの。東京駅の銀の鈴を待ち合わせにして、京都へ東北へ九州へと続く旅路。記録が好きなみうらさんと忘れてしまういとうさんの正反対の二人がお互いを尊重しあい、「仏友」と認め合いながら「見仏」します。仏像のエロチズム、ダイナミックさ、異国性、いろんな要素を教えてくれます。生徒になった気分になれます。素直に感じる心は大切です。わたしも多種多様な仏像を眺めたくなりました。

2023/08/08

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