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蓮如: われ深き淵より

蓮如: われ深き淵より

蓮如: われ深き淵より

作家
五木寛之
出版社
中央公論新社
発売日
1995-04-01
ISBN
9784120024351
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蓮如: われ深き淵より / 感想・レビュー

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再び読書

五木氏が描く蓮如と言うことで期待して読み始めると、戯曲なので戸惑った。しかし、読み進めるにつけ、人間蓮如が描かれ面白く感じる。親鸞の難しい教義を庶民に落とし込む、この命題にあがき苦しむ蓮如が生き生きと感じる。しかし、どんだけ子供が多いねんと思います。蓮祐が命を削ってしまったのも頷ける。また蓮如が自分の影響力の為に、周りが不幸になるのを恐れ、北陸に旅立つのも凄い洞察力だと思う。最後に備後法師が蓮如を信奉する様になるのが印象的。今度は物語として書かれた蓮如を読んでみたい。

2015/11/03

tnyak

戯曲形式に読み始めは戸惑ったが、読み進めるにつれて、蓮如上人の宗教観や人となりが少しずつ分かってきた気がする。

2022/08/07

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