あした輝く 中公愛蔵版 (中公コミックス)
あした輝く 中公愛蔵版 (中公コミックス) / 感想・レビュー
Nobuko Hashimoto
平和祈念展示資料館の図書コーナーで見つけて地元図書館で入手。主人公は満州で育った医者の娘。まっすぐな正義感と責任感で、引き揚げ団を世話し、ようやく日本へと思いきや、夫と引き離される。涙を飲んで夫の実家にたどりつき、夫の生還を信じて帰りを待つ。その後も話は続くが、引き揚げ直後くらいまでの話が断然面白い。愛蔵版のまえがきにもあるように、「あの時代」を「水に流して」なかったことにするわけにはいかないという作者の想いが強く表現されている。なお、引き揚げについては、ちばてつや氏の良心の体験を参考にしたとのこと。
2024/11/24
まみごろう
めっちゃくちゃおもしろかった!にしても、友だちだった人・・・無神経だなぁ。悪役も必要か。
2013/08/10
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