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中国武将列伝 上

中国武将列伝 上

中国武将列伝 上

作家
田中芳樹
出版社
中央公論新社
発売日
1996-11-01
ISBN
9784120026331
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中国武将列伝 上 / 感想・レビュー

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鐵太郎

中国の長い歴史の中から100人の武将を選び出してみたい、と考えて作ったリストをもとに、座談会のような口語口調で繰り広げられる中国の人物史です。まず名将の条件として、帝王の座に就いた人をのぞいた上で A:北方異民族と戦って中国を守ろうとした人 B:天下統一に成功し平和を回復した人 C:部下を慈しみ兵士に慕われた人 D:略奪・虐殺などの民衆を害することをしなかった人 とします。で、選んだのは99人。あとは読者に任せる、と。そして芳樹節で書かれた、フィクションでどのように取り上げたかまでふくめた人物論、面白い。

2018/05/27

お腹ボン!

中国帝王図同様、田中芳樹さんの歴史物語を読む時には必ず引っ張り出してくる。ほんのちょっとしか触れてないけど、今回登場する人はどの辺かなと、イメージを増幅させてくれる。私にとっては田中芳樹作品を読む上で名前が漢字で覚えにくく、その人物の背景を含め、少しでもその人物を漢字の羅列を絵的に記憶して先に進むのではなく、名前として記憶に留める為に参考にする国語辞書的歴史事典みたいなもの。 

うな坊

未読。図書館に一旦返す。

2013/12/06

クー

うーん。薄味、50人以上の話だから、しょうがないけど。雑駁感がいがめない。

2021/08/30

桃色熊軍曹

読者に最低限の知識を求める本です。「三國志が面白かったから読んでみよう!」って思って手に取ると挫折します。最低でも三國志はもちろん史記、封神演義、隋唐演義ぐらいの本を読むか、ある程度の知識が無いと辛いです。 後漢の最後の方に「いまさら黄巾の乱について説明するのもばかばかしいのですけど…」と書いてあります。この文章で解ると思いますが「ばかばかしい」と思えるだけの知識がある人がこの本の対象です。 でも、今まで何冊も田中芳樹の本を読んだり、中国史をある程度知っている人にとっては面白いです。

2019/11/18

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