KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

日々是怪談

日々是怪談

日々是怪談

作家
工藤美代子
出版社
中央公論新社
発売日
1997-10-01
ISBN
9784120027321
amazonで購入する

日々是怪談 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

p.ntsk

実話怪談というか怪談エッセイという感じです。工藤さん自身が霊的なものをあるものとして受け入れているので日常に溶け込んでいる感じです。霊感はないと仰っていますが十分に霊感がおありのようです。多分そういうことが当たり前すぎて普通の人よりも逆に鈍感になられているのではないかと思います。工藤さんにとってはまさに日々是怪談なのだろうなと思いました。

2016/09/11

かおりんご

読み友さんおすすめ。ライトエッセイなんだけれど、ぞくっとする話もありました。こういう話なら、私も書けそうです。人形や骨董品の話は怖かったです。セカンドハンドは気をつけましょう。

2014/10/26

クリママ

実話なのだろうか。これほど怖くない怪談は初めてだ。親しみのある読みやすい文章で、家族や知人の話の続きのように、日常の一こまとして(たぶん霊による現象と思われる)怪奇現象が綴られる。3家族が住むお手伝いさんのいる広い家、数度の結婚と離婚、著者のそんな生活のほうがよっぽど怪奇だ。この世に現れる悪意のある霊はどうかお引き取り願いたいが、できるものなら、先に逝った家族や愛犬に会いたい。早世した好きな作家森瑶子の登場(幽霊ではない)が嬉しかった。

2016/08/24

ラルル

エッセイに日常の怪談をプラスした感じですね。前半で出てきたネタが探偵ナイトスクープで原因を検証したネタと全く同じで苦笑(霊現象では無い)。更に著者が若干こじらせ女子なのが気分を白けさせて何ともw 当然ですが怖くないです

2017/10/13

昼夜

まるで日記を書いているかのような淡々とした文章で書かれる怖い出来事たち。日常的に起こっているみたいで語り口に全然今から怖い話をしますよーって気負いを感じないので本当に起こったことだけを書いてるんだっていう信頼感があるし、それだけにゾクッとするのに作者さんが怖がっていないのでそれもまた怖い。

2014/06/12

感想・レビューをもっと見る