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女・女

女・女

女・女

作家
山本容子
出版社
中央公論新社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784120028304
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女・女 / 感想・レビュー

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きりこ

【蔵書再読】彫刻を抱く女(ペギー・グッゲンハイム)・門をつくった女(ソニア・ドローネ)・タンバリンをたたく女(松井須磨子)・謎をかけた女(ガートルード・スタイン)など様々な分野で才能を開花させた40人の女性の肖像とエッセイ。「描かれた女」はマリー・ローランサン。容子さんもルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」を見てミューズという言葉も、甘美な女性像も吹き飛んでしまったそうです。容子さんが描いたローランサンはルソーの絵と同じ構図をとり、美しく微笑んでいる姿はミューズのようでした。続く→

2013/11/30

ポメ子

山本容子さんによる国内外の40人の女性の芸術家や作家のエッセイ。特に興味深かったのは、カミーユ・クローデルの所で、『波』という作品が北斎から影響を受けたと書いてあり、昨年の「北斎とジャポニスム展」にあったので、図録をみたら、林忠正が、この作品を作るのに、資金を援助したとか。原田マハさんの世界とも繋がってちょっと嬉しかったです。

2018/02/27

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