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必要になったら電話をかけて

必要になったら電話をかけて

必要になったら電話をかけて

作家
レイモンド・カーヴァー
Raymond Carver
村上春樹
出版社
中央公論新社
発売日
2000-09-01
ISBN
9784120030505
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必要になったら電話をかけて / 感想・レビュー

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kaoriction@感想は気まぐれに

約20年ぶりに読みたくなって。イギリス的が続いたので、アメリカ的な、とてもアメリカ的なカーヴァーを。「窓を閉め忘れたことに気がついた。でも起きあがらなかった。それでかまわないじゃないか」。読んだ瞬間、あぁ、これだ、と。この感覚だ、と。それぞれが日常を迷いながら考えながらも ふと現実に立ち戻る瞬間。頭の中はぐるぐるなのに淡々と俯瞰的に描かれる人たちに なぜか、私の中の何かが救われる。自分が登場人物たちの年齢に近くなったからわかる機微もあった。日々は世界は私とは無関係に過ぎてゆく、ということの再認識。淡々と。

2019/02/22

Nick

村上春樹訳。村上春樹小説と同じで、この一言の感想がかなりきつい。

2023/07/24

ののまる

未完成だからときどき、およ?ってなったけど、読ませるな〜

2020/01/05

速読おやじ

カーヴァー再読キャンペーン中。これは未発表短編集なので最後に取っておくべきだったか。クオリティーがどうのこうのと訳者の春樹さんは言うけれど、素人の僕にはいつものカーヴァー流。一番のお気に入りは表題作の「必要になったら電話をかけて」。離婚を考えている中年夫婦が最後に何かを取り戻せないかと二人で出かけた別荘地での出来事。今、もう一回読み直してみると、素人の僕でも、ここをもうちょっと何とかしてくれないかなあ、このセリフは唐突かとか、結末は何じゃこりゃ、と少し言いたくもなるが、全体に流れるトーンが心地よい。

2013/07/30

hitomi

レイモンドカーバーらしい雰囲気。

2021/03/28

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