すばらしい新世界
すばらしい新世界 / 感想・レビュー
Satoko Muta
人の勧めで手に取ったのだけど、これは掛け値なしに読んでよかった。さっそく続編(『光の指で触れよ』)にも手をつけてしまいそう。2000年の出版から15年近く経ち、東日本大震災を経たいまではあらたな意味を獲得してしまった物語ではあるが。この著者のことをもっと知りたい。
2014/01/20
サクラ
「光の指で触れよ」の後に読む。派手なストーリー展開とかはないけど、信仰のことや、夫婦の関係や、森介を通しての子育てや今まで私の頭の中で漠然と考えていたことをよくぞ文章にしてくださった という感じ。もう少し若い時に「池澤夏樹」に出会いたかったかも。
2013/04/16
Yukinco
予想通り良かった。続編の光の指〜をよんでからの読了。林太郎一家はなぜ仲がいいのか。それは子どもが1人であること、アユミがしっかりと考えていること、林太郎も真面目であること、かなー。電気のない世界の話や、保守要員育成のところが特に面白かった。
2022/11/24
四男の母
続編から先に読んだけど、大丈夫だった。ちょっと長かったけど、最後の冒険がありよかった。
2017/10/11
ハルナ
新年早々、すごい本を読んだ。今まで何度も借りたのに、手をつけられずに返すということが続いていたけれど、今回やっと読むことができた。きっと、今の私にとって、今回が読み時だったのだろう。響く言葉がたくさんあって、ノートにメモした文章がかなり多い。はっとする言葉や考え方、納得してしまう部分など、学ぶところが多い本だった。自分の仕事に真摯に取り組むこと、視野を広く持つこと、どれも大切なことだ。続編は一度読んだことがあるけれど、この機会に読み返してみようと思う。
2010/01/20
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