浮世絵春画を読む 下 (中公叢書)
浮世絵春画を読む 下 (中公叢書) / 感想・レビュー
Koning
下巻では「覗き」、「鏡」、「地女」と「遊女」というそれぞれのモチーフで論じられるのだが、江戸時代の(これも簡単に言えるほど短くまとまっちゃいないのだけれど)書き手と受け手のそれぞれの感じたであろうエロチックではない感情の考察が面白かった。しかし、おおらかな時代ですこと。確かに明治以降日本人の意識やモラル感はごそっと変質してるよねぇ。
2013/07/02
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