牙をむく都会
牙をむく都会 / 感想・レビュー
アンベラー
古い映画の話はきっと見たことのある人にとってはイメージがわくのだろうけど知らない私には残念なところがあり後半からのソ連のスパイ説の話から面白くなってきたが最終的には人はお金、地位、名誉の欲がありルースということですな
2019/02/16
ヘブンリー
読み始めた時はこれでもかと言う映画の薀蓄に心がそそられた。お茶の水と言う舞台もよく行く場所なので情景が想像できて楽しかった。ただ、なぜこの小説の題が「牙をむく都会」なのかは、よくわからなかった。勲章をほしがっている二人の仕事の依頼人が互いに後ろで陰湿に足を引っ張り合っているのだが、どろどろと言うわけでもなく、逢坂剛の趣味と世界観が前面に押し出されいる話だった。それに同調できる人には楽しめると思う。
2014/11/30
硯浦由咲
ヘンデルのマスターがなんだかお茶目になってきたような。でもヘンデルのシーンが一番落ち着く。
2015/02/22
鬼山とんぼ
岡坂神策は作者が自分をベースに理想化して主人公にしたキャラで、お茶の水、スペイン史とギターが趣味で食い道楽。逢坂=岡坂、神保町を散策という意味か。本作はシリーズ6作目。先に本作よりも一段と西部劇ファンの色彩をコテコテにした次作「墓石の伝説」を読んでいたので、比較的スムーズに読めた。トリックはシベリア抑留問題を軸に、捻りにひねったものだが、登場人物がそれぞれ生きており、それなりに楽しめた。残念ながら本シリーズは5-7作は趣味に走り過ぎた面もありやや物足りないが、8作めの「バックストリート」で挽回している。
2019/04/03
~
映画カルト小説。読み疲れました。?
2012/01/26
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