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蟻地獄

蟻地獄

蟻地獄

作家
富樫倫太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2002-10-01
ISBN
9784120033254
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蟻地獄 / 感想・レビュー

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あいべきん

あんまりグロテスクなのって得意じゃなかったんですけどね。こちらはなぜか平気でした。結局、最後まで雛次郎を嫌いになれなかった。むしろ甚八のほうが好きじゃなかった。何て言えばいいのかな、私はとことん世間知らずですから、時にはこういうものを読んでおきたいと言うか。雛次郎の出自を思えば非常に惨たらしいですよ。目を覆いたくなるほど。でまぁ小説ですから事実ではないんですが、しかし実際にもこういうことってあるんでしょう、あったんでしょう。そこから目を逸らしてはいけないと思ったんだよね。これも全て、人間がしたことです。

2023/04/24

あかんべ

飼い殺しの文字通りの意味をしりました。身分制度から外れることの恐ろしさ、浪人になっても刀を捨てられない武士が多いのは生きらないから。あの時代生き残るのは運にかけるしかない。悪人の甚八と息子二人を甚八に殺された忠蔵、味方しなくちゃならないのは、忠蔵なのに甚八に肩入れする気持ちになる。

2012/05/03

きっちょむ

地獄です。

2015/08/17

Akosh

上下巻読了。江戸時代の盗賊のお話です。この人の文章は荒くて特徴的なので好き嫌いがあるとは思いますが僕は好きで、作品にも外れがあまりありません。新作が出たら必ずチェックする作家のひとりです。陰陽師モノの「陰陽寮」シリーズ、現代刑事モノの「SRO」シリーズがお薦めです。

2012/10/07

たけひろ

☆☆☆.5

2014/08/03

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