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絶海にあらず 下

絶海にあらず 下

絶海にあらず 下

作家
北方謙三
出版社
中央公論新社
発売日
2005-06-01
ISBN
9784120036507
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絶海にあらず 下 / 感想・レビュー

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calaf

志はどうであれ、暴力はいかんでしょう。まぁ、こんな考え方をするのは、極々最近の人のみなのかもしれませんが。

2013/09/11

パキ

教科書に黒太字で出てくる「藤原純友の乱」という言葉しか知らない人がほとんどだろうし、自分もそうなのだが、今でも必ず黒太字で出るからには、歴史上インパクトのあることをやったんだろうなぁ、と、ずっと思っていた。これからも残っていくのかなぁ。

2018/03/22

maito/まいと

藤原純友の、血塗られた呪いと海への船出の物語完結編。歴史物ではよく描かれる平将門との連携や朝廷との激突などを逆手に取った展開は、流石北方御大!明確な形では描かれなかったものの、将門や藤原摂関家とのやりとりで、おぼろげながら“国家観”の違いが描かれていたのも印象的(こういう形で描かれると、後に瀬戸内海での海賊討伐で名を上げた平家の存在も気になってくる。平清盛題材の物語を期待してしまうなあ)ちなみに、これで純友→北方水滸伝→懐良親王という海の流れが出来た(爆)子孫含め、どこかでクロスオーバーしないかな(爆)

2009/03/27

まりこ

日本国内の戦いって、こじんまりしたイメージなんだけど、北方さんの手に掛かれば…と期待しすぎたか。それでも一場面、広がる海に熱い男達、痺れた。史実通りの展開が好きだけれど、思い入れのない時代だからか、終わり方もこれで納得、良かった。

2013/05/30

藤枝梅安

純友は伊予掾の任を解かれた後も、伊予に本拠を置き、京都との二重生活を続ける。その間、伊予だけでなく宇和の水師や九州の水師ともつながりを持ち、玄界灘を渡ってくる唐物をい積んだ船を襲うなど、内海の船の通航を制限する忠平の意向を密かに崩していた。東国では平将門と貞盛が争い、朝廷(藤原忠平)は一族の内紛として処理しようとしていた。空也上人は全国を回り見てきたことを忠平に報告していた。密偵のような役回りとして登場する。

2009/09/13

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