周極星
周極星 / 感想・レビュー
Syo
う〜む。 最後の方まで良かったんだけど 最後がちょっとなぁ。
2021/08/11
星落秋風五丈原
2年前に出版した『日銀券』に女性の日銀副総裁を登場させたところ、「現実ではありえない人事」といわれた。そのとき思ったのは「いないほうがおかしい!」。すご腕の債券ディーラーから国税庁高官まで、頭が切れて行動力もある女性を小説の核に据えているのは、着実に変わりゆく現実社会の裏づけがあるからだ。
2006/05/28
BluePlanet
★4.5(3.33)2006年5月発行。日本人と中国人ハーフである織田一輝と胡夏琳(シャーリーン)、それと通訳の森下未亜に銀行員の倉津謙介。結構久しぶりに読んだ経済小説。そこには三角関係があり、中国でのビッグビジネスで騙し騙されの世界がある。女性の著者が書くからか、女性の描写が素晴らしい。読んでいるだけで、ステキな女性像が想像できるという男心をくすぐるような小説。一方、ビジネスの話の展開も早く、手に汗握る。なのに最後のオチがちょっともったいないなぁという感じですね。結構上海のことは調べ尽くされてますね。
2020/01/21
猫草
中国の経済事情に日本の銀行えお絡め 男と女を絡め・・・・どちらも不完全燃焼のままだった!ビジネスの敗北の仕返しがデモの扇動とか・・織田一輝というオトコがそんなことするか?稚拙すぎるかなと…
2014/12/11
Bigdee
上海を舞台にした渾身の経済小説。中国と日本、2つのアイデンティティーを持つ若きファンドマネージャ達と中国進出を狙う邦銀支店長が繰り広げる野心の衝突。そして、このビジネスバトルはとんでもないエネルギーの渦となっていく。 本作は巨大マーケットとしての中国の魅力、そしてその恐ろしさを非常にエキサイティングに描いている。他の幸田作品と比べ、登場人物のキャラクター設定が「真山仁」化しているのが気にはなるが、それもまた良し。
2012/04/11
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