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木洩れ日に泳ぐ魚

木洩れ日に泳ぐ魚

木洩れ日に泳ぐ魚

作家
恩田陸
出版社
中央公論新社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784120038518
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木洩れ日に泳ぐ魚 / 感想・レビュー

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紅はこべ

男女の心理戦。典型的な恩田ワールド。

2008/10/22

舟江

もやもやだけが残った本。奥付にあった著者紹介で「六番目の小夜子」の作者だとわかり納得。

2017/12/25

yuyu

別れの最後の夜、ヒロとアキはある男の死について語り合う。久しぶりの恩田陸作品だが、うっ?こんな作風だったっけ?と、少し戸惑いも。ラブストーリーとも言えず、ミステリーでもなく、なんだろう?憶測、推測で語られることが違和感を感じてしまう。真実を知ることが全てではないということなのか。再読したら、このモヤモヤは消えるのかな。タイトルは好き。

2018/02/12

ふじさん

兄妹と思っていた一組の男女が、別れを迎えた最後の夜に語り合った意味深い話と二人の心の葛藤が回想を交えて巧みなタッチで描かれた恩田睦の新たな世界。次第に明らかになる、二人の別れた父親の真実と死、更には二人の運命の出会いと愛と葛藤が複雑に絡み合い、どんな展開になるのか、予想だにしない結末を迎える。二人に関わる思いも寄らない真実が最後に待ち受ける。ミステリアスな展開にも心がざわつく。図書館本だが、恩田睦の今までとは違う一面を知ることが出来た1冊。

2024/09/07

まりも

アパートの一室で、別離を控えた男女が最後の夜を徹し語り合う。これはそんな2人の会話と心理戦を描いた物語。おぉ、これはすげぇな。帯に書いてある通り続きが気になりすぎてページを捲る手が全く止まりませんでした。2人の会話から少しずつ真相が明らかになっていく過程、それと同時進行で男女の本質も明らかになっていく。ただひたすら2人の視点が変わり、会話が続くだけなのにこれだけ興味を引かせるのは何故なのか。それを言葉に表すのは自分の語彙力では不可能だけど、面白い事だけは間違いない。癖はあるけど僕は好きです。

2017/11/05

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