KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

国境事変

国境事変

国境事変

作家
誉田哲也
出版社
中央公論新社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784120038891
amazonで購入する

国境事変 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひらちゃん

絡んでる闇に行きつくまで、見えない展開は大げさすぎる危機へ。ジウシリーズの東刑事、今回もいい感じにとんがってて一匹狼感丸出し。今回は女性の登場がなくて心配だった。新宿での殺しと対馬での異変が北の仕業なの?公安の秘密裡が暴くの?誰なの?と目まぐるしかった。だいたい島国なんだからどこでおきても国境事変になりうるよね。在日の葛藤も、北の事情も相変わらず根深いし。公安てすぐ近くにもいるんだろうか。どう見ても特高で恐ろしい。やっぱり女性にも活躍してもらいたいなあ。東さんだけだとハードです。

2021/05/22

達ちゃん

最近の北朝鮮の動きとリンクしてすごくリアルでした。東さん、相変わらずしぶくきめてます。次は「ハング」かな。

2017/11/14

ささみ@超低ログイン中です、ゴメンナサイ

国境、対馬での事変!陸自、やるなぁかっこいい。様々な視点からの語り口が繋がった瞬間、思わず口に出てしまう、『あっ』が幾度もあった。英男の人生って切ない。

2016/11/28

えむ

公安のスパイとなった呉英男。しかし兄の呉吉男が撲殺される。英男は倉庫から「アイアン」なるものを持ち出し博多へ。警視庁捜査一課東警部補、公安の川尻はそれぞれの立場で英男を追う。英男が運んでいたものは「ミニニューク」なる核兵器であった。最後の舞台は対馬であり、それがタイトル国境事変に繋がる。久しぶりに誉田作品を読みました。「ジウ」の東警部補が登場。美咲とはどうなったのか気になったが進展はないみたいだ。後半の展開は緊迫感があり面白かったです。440

2014/04/20

カムイ

ジウシリーズは好きでほとんど読んでいるがこの本はなぜか、すっ飛ばしてしまった、東弘樹警部補と公安の川尻そして桑島巡査部長がそれぞれ事件を追いかける、そこには北朝鮮が絡んだ事件であった、国境付近での事件なのでひとつ間違うと戦争にもなりえる事変でもある、かの国の実情や在日朝鮮人の差別的言動が心が痛む思いがした、桑島巡査部長の言動が警察官たる教示を示してくれたのが救いである、ここでも公安は酷い書かれ方をしているが、川尻は好感を持てるこの人は他の本にも出ています、それを探すのも楽しいですよ。

2019/04/24

感想・レビューをもっと見る