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美人料理

美人料理

美人料理

作家
南條竹則
出版社
中央公論新社
発売日
2008-07-01
ISBN
9784120039652
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美人料理 / 感想・レビュー

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roku7777

あまりの博識ぶりに圧倒される。とくに漢詩の言及は、「おお、そんなネタあるんだ」のオンパレード。松江の鱸は自分も日本の松江のことだと思っていた。浅学だね。猿の脳みその話しは実際にあるのだろうか。映画などでは「インディ・ジョーンズ」でもヤコペッティでもネタになるくらいだがほんとかと言われると答えに苦しむ。しかし全体を通して中国人の食に関する「追求」は凄まじき哉。まあそれも資源も耕土も潤沢にあるからこそあんな嗜好が生まれてしまうのかなと思う。日本だったら「勿体ない」の一言なり。

2017/11/14

ひまり

始皇帝の時代から現代まで、いろんな時代の中国の食べ物を漢詩をからめつつ紹介してくれる本。昔の中国の人って、レイシが実っちゃ詩を作り、魚が美味しきゃ詩を作り…。詩作と食べ物への情熱の凄さがよく分かります。よくそんな手の込んだ料理考え付くなーとか、よく食べる気になったね…という物も。

2015/11/28

kogiku

漢詩がばんばん出てくるけど、まあそのペダンティックなところも味があると思う。少々おっちゃん向け。

2009/01/10

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