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夜の終焉 下

夜の終焉 下

夜の終焉 下

作家
堂場瞬一
出版社
中央公論新社
発売日
2009-10-26
ISBN
9784120040696
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夜の終焉 下 / 感想・レビュー

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choco

スッキリした。やっと結末に辿り着いた感じで肩の力が抜けました。愛と別れるシーンから、もしかして??とは思ったがやはりそうだったか。一つの出来事から狂ってしまう人生。 それは、大なり小なりだろうが被害者家族目加害者家族も並々ならぬ苦しみを経験し生きてきただろう。開店中の札のように人生を開けていってほしい!

2016/09/21

☆エンジェルよじ☆

真野の人の言葉を悪く受け取ってしまうのが重なってくると正直不快になった。過去に目を背けドアに鍵をかけて過ごしてきた年月。甘粕さん、石田さん、安西さん、今吉さん等のさりげないサポートがあったからの結末だと思う。川上はこれからも肉じゃがを食べに店にいくのかな、真野の携帯電話も出会った人々の声を届けるんだろうな。

2018/05/13

さなごん

途中からもしかして、と思ってたらやっぱりそうだった。真野がうじうじしてて、イライラしたが変わったね。

2016/10/15

ペトロトキシン

屈折した真野がどうしても好きになれなかったが、最後の最後にやっと好きになれた。一般人にとって20年という年月は長いかもしれないが、川上と真野には自分達に起こった事を見つめ直す為に必要不可欠な年数だったのであろう。川上と真野が同時期に汐灘にいたのは、運命としか言いようがない。真野の心が変わった事を証明する最後の1行を読んだ時、私の心に震えがきた。

2010/08/08

うめけろ

難しい問題です。嫌われ者の被害者家族と、被害者だったのにどうしようもなく犯罪を犯した加害者家族。逃げてばかりの真野に共感できない読者の方が多いような気がしますが、こればかりは当事者になってみないと、自分でどういう行動をするかなんて言えないでしょう。一応、ハッピーエンドと言ってもいいような終わり方だったので、その点はホッとしましたが、色々と考えさせられる作品でした。

2013/02/28

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