「死の舞踏」への旅: 踊る骸骨たちをたずねて
「死の舞踏」への旅: 踊る骸骨たちをたずねて / 感想・レビュー
Christena
死の舞踏というジャンルの絵画について、その起源をたどる旅。このテーマを真面目に研究している学者の本だけあって、単なる紀行文を超えた内容で、テーマ以外の余計な脱線もなく、最後まで好奇心をくすぐられる内容だった。どこかで本物を見る機会があったら、再読してから行きたい。
2013/09/04
秋良
死の舞踏って、なんかアイアンメイデンのアルバムに無かったっけーとかそんな軽い気持ちで読み始めたら面白かった。中世、今よりも死が身近だった時代に流行したダンス・マカブレ。コミカルな踊る骸骨は現代にも通じる何かがあると思う。
2012/05/23
takao
ふむ
2023/12/10
m
著者の講義を受けたことがある。その時は西洋美術史だったが、こういった研究もされていたとは。本の内容というより、小池先生がどんなものを書かれているのか興味があり図書館から借りてきた。初めて知る単語「死の舞踏」、「ダンス・マカブレ」。その絵は死へと誘う骸骨が登場するのに少しも怖くなく、滑稽ですらある。こんな世界観もあるんだなぁ。ただ、読んだ内容がすぐ抜けてしまうような印象。
2015/02/12
更新停止中
「死の舞踏」を追いかける著者の空間軸の「旅」と、生死観や図像や信仰が歩んできた時間軸の「旅」の交差。「屍体狩り」を読んでてこっちも読んだつもりになってたけど未読だった。この人の著書は、考察や知識として面白いのと同じ位、『なんか変な事にこだわって夢中になってるいい大人』っぷりが楽しい。
2011/04/05
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