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幻視時代

幻視時代

幻視時代

作家
西澤保彦
出版社
中央公論新社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784120041594
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幻視時代 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

過去の事件の謎を解明する安楽椅子っぽい感じの推理合戦?で、西澤さんにしては特殊設定もないが面白かった。ちょっとした出来心が・・・。

2016/08/21

papako

西澤保彦強化月間。作者仮想の鵜久森が舞台。死亡した母が同人誌に寄稿していた。その母の誰も知らない遺稿が悲劇を招く。過去の死亡事件、高校生の剽窃、 恩師の死などがコンパクトにまとまっていて、引き込まれました。最後はやはりお酒を飲みながらの安楽椅子探偵に。期待していませんでしたが、よかった。さてさて、手元の西澤作品はあと二つ。既刊も数冊、どこまで頑張ろうか。。。

2015/10/28

ブルームーン

期待せず読んだけど、なかなか面白かった。女子高生作家殺害事件の真相が徐々に明らかになっていく話。とにかく西澤さんの小説は、人名等の漢字の読み方が難しくて慣れるまで大変。慣れてきたころ読了。

2016/06/02

エリク

表題と中身の関係性が分からない… 同じ高校に通っている、急に売れ始めた女子高生作家と部誌への投稿期限に間に合わなくなった男子高校生が同じ人の未公開作品を盗作したことで、この事件は始まります。 叙述トリックが非常に多くて、真相は作中の方に解いてもらう羽目になったんですが、ストーリーは面白かったです。 偶然と悪意って怖いと思いました(意味深w)

2019/09/26

糸巻

ノンシリーズ長編。前半は主人公の高校生男子・悠人の学生時代について描かれている。入部した文芸部で出会った仲間や顧問の白洲と過ごした日々は青春小説そのものだが、悠人が3年生の時に、同級生で既に作家デビューを果たした飛鳥の不可解な死亡事件が発生し、未解決のまま時は流れる。後半部分は事件から22年後。文芸評論家になった悠人、後輩で作家のオークラ、編集者の長廻の3人がひょんな事からあり得ない写真を見てしまう。飛鳥の事件の真相について、酒を呑みながら推論に推論を重ねる展開はまさに西澤作品といったところ。

2020/07/01

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