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あなたの本

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作家
誉田哲也
出版社
中央公論新社
発売日
2012-02-24
ISBN
9784120043307
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あなたの本 / 感想・レビュー

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myunclek

誉田哲也は青春ものしか読んでなかったので、いつもとは違うテイスト。ホラー風味の誉田哲也なんでしょうね、これが。最後がどこに落とされるのか、読み進めるほどに楽しみになる…そんな読書でした。そろそろジウ手にしてみようかな。

2016/08/26

ひろちゃん

短編集。表題作のあなたの本は前向きな作品のように思えた。心配事の九割は起こらないなんていうけど、いつも悪い方に考えてしまう主人公に自分を重ねて、良い未来もあるんだなと思った。

2015/11/19

文庫フリーク@灯れ松明の火

『交番勤務の宇宙人』光の国ならぬ光の星。初代ウルトラマン&ウルトラセブン世代には早田と諸星だけでニヤリ。変身前には光線出ないでしょ(笑)交番勤務の宇宙人に、某缶コーヒーCMのトミー・リー・ジョーンズが浮かぶのはお約束。パロディ巧みに使った、妙にとぼけた味が好きです。『見守ることしかできなくて』フィギュアスケートがメジャーだからこそ活きる初恋ファンタジー。悲しき主人公ですが、7編中最も後味が良いです。表題作の『あなたの本』自分ならば、迷いつつ、恐れつつ、最後まで読んでしまうかも。→続く

2012/05/04

ゆこ

ほのぼのしたタイトルだけど、ブラックなテイスト。7作からなる珠玉のエンターテイメント!!なかなか味わい深い短編集だった。個人的には『交番勤務の宇宙人』がお気に入り♪パロディ嫌いじゃないのね、私。ビックリ!!(笑)もう色々想像してしまって大笑い。『見守るしかできなくて』では号泣した。そして表題作の『あなたの本』。自分の未来が分かる本。……欲しくないな、あったら絶対読んでしまう(笑)誉田哲也、まだまだ予測不能。何でも書けるのね、この方は。でも、どの作品も誉田節炸裂!!とても短編集とは思えない読みごたえだった。

2014/03/05

風眠

ブラックユーモア的でときどき温かくて、でも結構怖いかな?という雰囲気の短篇集。短篇という短い中で、二転三転と話が転がって、予想もしなかった結末を迎えて・・・どの物語も短篇とは思えない素晴らしさだった。特に『帰省』のラストには驚かされた。脈々と続く「血」というものの恐ろしさを描いた視点が素晴らしい。深い森で暮らす原始人が実は・・・という話と、交番勤務になった宇宙人の話も面白かった。ほかの短篇も読んでみたい。

2012/08/17

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