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ラスト・コード

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作家
堂場瞬一
出版社
中央公論新社
発売日
2012-07-24
ISBN
9784120044038
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ラスト・コード / 感想・レビュー

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みかん🍊

殺人事件の被害者の医療研究員一柳のアメリカへ留学中の娘を迎えに行った刑事筒井は何故か狙われ、警察は動こうとしない、たった一人で彼女を守るため戦うハードボイルドな展開に、被害者が研究員という事でなんとなく犯人の動機はみえるので、ミステリーとしては弱いが次々と襲う危機にはらはらしながらもスピーディーに進んで行く、シリーズものとは知らずに読んでしまったので、登場人物の事が分からなく、殺人事件の結末がこれでいいのかともやもやして終わった。

2016/09/02

Shintaro

美咲ちゃんや筒井の前日譚を知るべく、バビロンの秘文字から本作へ。事件は想定の範囲ではあるが、途中から勝手に鳴沢が活躍する。鳴沢了シリーズは未読なのだが、なにか筒井の先輩みたいで頼もしいですね。鳴沢も筒井みたいな若い時があったんじゃないですか、きっと。美咲ちゃんと筒井のその後には言及しないし、タイトルとのつながりも尻すぼみだったものの、鳴沢ファンにとっては嬉しいにちがいない。一方、個人的にはスポーツ系小説があっているので、やはりあっちの路線を読んでいこうと思っている。

2016/06/04

ミカママ

あの鳴沢了が助っ人として戻ってきた!相変わらずかっこいいわぁ。そして本作品の準主人公の14歳の少女もいい味出してる。途中までは全然ストーリーが読めなかったんだけど、最後きれいにまとめてくれました。

2012/08/12

シ也

病院の待ち時間中に読み終えた作品。渋谷で発生した研究員殺し。特捜本部に向けられる圧力。アメリカに留学していた被害者の娘を迎えに行った所轄署刑事・筒井は特捜本部への帰路、突然の襲撃を受けるーという、映画「16ブロック」を思わせる展開。でもそんな事より「警視庁失踪課」シリーズの高城賢吾を筆頭に追跡捜査係や失踪課第三方面分室室長の阿比留の名前や「刑事・鳴沢了」の小野寺冴や主人公の鳴沢が登場し、ファンとしてはそっちの方に大興奮。にしても中(厨)二病をこじらした被害者の娘である美咲のまあ生意気なことよ...

2015/11/30

タックン

殺人事件の被害者に関して医療問題と国際関係が絡んで警察キャリヤと現場の軋轢があるというおきまりの刑事物語。でも何で鳴沢了や冴さんや失踪課を絡ませる必要があるのかわからんなあ・・・堂場さんもやきが回ったなあ。でも父を殺された生意気な中学生少女と父が確執あったのにラストコードで繋がってたラストのところはよかったかな。でも全体的にはうーん?って感じの話かな。

2012/12/24

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