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カクメイ

カクメイ

カクメイ

作家
新野剛志
出版社
中央公論新社
発売日
2013-11-22
ISBN
9784120045622
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カクメイ / 感想・レビュー

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nyanco

バラエティ番組の視聴率が上がったら人を殺す…サスペンスを感じさせる売り方ですが、どちらかというと鬱屈した感情…という感じだったかな。バブルだなぁ~と時代を感じさせる。修介の恋心、この部分はとても良いと感じたし、だから彼らが「カクメイ」を実行する気持ちも解る。希美子と、彼女の母がどうにもよく解らない。母の考えを刷り込まれていたとしても、彼女の選択が理解し難い。女子大生が貞操を守り、王子様を見つける方法がレースクイーンやテレビ出演?バブル時代だと考えても、あまりに安易すぎると思ってしまう。続→

2014/01/02

ひろ

盛り上がりを期待したがイマイチ

2017/08/14

遊々亭おさる

バブル経済で世の中が狂騒を迎える前夜の東京で、街行く人たちの笑顔を奪う「カクメイ」ごっこに興じる似た者同士の二人組。時を経て、『面白くなければテレビじゃない』というキャッチフレーズのもと、バラエティ番組が花盛りのテレビ局を脅迫する事件がおきる。はたして、犯人の犯行動機は純愛の末の正義の鉄槌か。はたまた、持てざる者の逆ギレか。馬鹿馬鹿しくて何も考えずに大笑いできて、でもテレビを消せば綺麗さっぱりと内容を忘れ去ることができて今日一日をリセットして眠りに就ける。テレビの役割なんて、それだけで充分じゃないか。

2014/02/05

ren5000

うーん。もっとテンポのいい話を期待してたけど最後まで読んで、だから?って思ってしまった。結局カクメイってなんだったのかな?なんか自己満足にしか思えなかったよ。希美子やその母親の考え方もいくらバブルの頃の話と言ってもちょっと理解できなかった。。。

2014/01/09

zanta

225/8/20/2016 意外にずっしり心に残ってしまった。意外にと言ったら失礼か。なんでも笑いにする風潮は私も苦手だ。どの家庭も歪で。私は恵まれていたのだなぁと痛感もする。一人残された檜山が22年後に語る言葉の重さもある。檜山はもっと癖の強い人かと思った。もっと幸せに生きられたらよかったのに。

2016/08/21

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