谷崎潤一郎対談集 - 藝能編
谷崎潤一郎対談集 - 藝能編 / 感想・レビュー
kokada_jnet
内容も面白いが協同編者の細江光氏がつけた注釈が、非常にマニアックで偏っていていい。この人物の紹介で、なぜにこのエピソードがの連発。
2016/09/06
ぼんくら
知ってる名前だけをつまみ読み。映画化された作品について、自分のものとは思えない全然違うといいながら、それはそれで良しとしているところが大きい人だなと思った。偉い先生なのに偉ぶった所がまったくない。作品を読んでみたい。
2014/11/17
ろくしたん
ざっと読んだ。女優との対談とか。たぶん対談に向いていない。
2021/03/25
Rina Niitsu
対談集ですが、この一冊がそのまま貴重な史料になると感じました。また、膨大な注があってこそ読むことが出来ます。それは取りもなおさず、谷崎氏や対談者たちの交わす会話の内容が、現代では通用しなくなっているということなので、少し危機感を覚えました。500ページを超えますが、夢中で読み通しました。かつて舞や歌舞伎、映画など、谷崎氏も含む各界の方々が、芸術を「観て頂く」ではなく、観客を「育てる」という姿勢を持っておられたことが特に印象に残っています。
2015/01/12
tkm66
編著なので、連続して読むと御本人の<直接的な変態度合い>がジワジワ来る。勿論褒め言葉ですが。
2019/05/25
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