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決定版 - 武揚伝(下)

決定版 - 武揚伝(下)

決定版 - 武揚伝(下)

作家
佐々木譲
出版社
中央公論新社
発売日
2015-11-21
ISBN
9784120047985
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決定版 - 武揚伝(下) / 感想・レビュー

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starbro

怒涛の上・中・下巻1,150P一気読みしました!榎本武揚の物語は何冊か読んでいますが、本作のサブタイトルの通り、本作が「決定版」で良いかも知れません。榎本武揚の生き様をしかと心に刻みました。高邁な理想の蝦夷共和国が実現していたら日本の在り様も変わったのではないでしょうか?戊辰戦争はある意味で、英仏の代理戦争の面もあったんですね。

2016/01/15

ヒデミン@もも

やっぱり官僚タイプの武揚より、土方歳三がいいな。五稜郭と言えば土方歳三のイメージだった。私が記憶していた箱館戦争と違った。もう一度新選組から読まないと。

2015/12/26

ロマンチッカーnao

蝦夷共和国。小さくとも、存在した期間は短くとも、蝦夷共和国は北海道に存在しました。しかも本島には天皇を中心とした一君万民の自由が制限された国家が打ち立てられたころに。榎本武揚は理想を追い求めて、それを北海道に実現しました。日本の文化制度等を考えると共和制は難しいけれど、それを少なからず実現したことは偉大すぎます。感動と知的興奮に満ちた本でした。しかし、新選組副長の土方が共和制に参加していたというのは凄まじい歴史ですね。向学のためにもぜひおすすめの一冊です。

2016/05/26

reo

この本を読むまでの榎本武揚は優柔不断。なおかつ日和見主義というところだったが、この長編を読み終えたいま清々しい気持ちでいっぱいである。著者があとがきに記しているとおり「この十数年のあいだに榎本武揚研究が進み、彼の生涯の、いわば『謎』もしくは『不透明』であった部分がかなりの程度に明らかになった。なにより、榎本武揚そのひとについての評価が変わった。こんにちでは少なくとも『二君にまみえた裏切り者』という視点から武揚が否定されることは、ほぼなくなっているのではないか」著者渾身の良書。もっとみんなに読んで欲しいね。

2018/08/15

ともたか

「小さくても共和国だった」。

2016/05/10

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