名作うしろ読み プレミアム
名作うしろ読み プレミアム / 感想・レビュー
KAZOO
斎藤さんは本当に読み巧者ですね。この書評集(?)も名作の最後の方での結末を中心に斎藤さんの本音を出して批評されています。読んだ本が多いのですがそうだそうだと納得するところが多くありました。これは第2作なのですね。はじめのは読んでいないので機会があれば読もうと思います。
2017/06/03
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
『名作うしろ読み』の続編。今回は、ジャンルを広げて海外作品やミステリーまで。ミステリーなんて最後の一行紹介してしまって大丈夫?と思ったものの肝心の部分はネタバレ回避。かなりの部分ストーリーを紹介してしまっていながら、それでも読みたい気持ちにさせられるのは流石です。
2016/04/15
いちろく
作品のラスト一行から本紹介をする書評集の続編。前作が歴史的な「名作」中心ならば、今作はジャンルの範囲を広げて寄りコアな本を読みたい読書好きに向けた内容の印象。この本の魅力は、前作から書き続けてくれている通り「作品のラスト一行で「ネタバレ」するほど、名作はやわではない」事を著者のユニークな本紹介を通じて教えてくれる点だ。確かに、「ラスト一行がわかったくらいで興味が半減する本など、最初からたいした価値はない」のかもしれない。そもそも「犯人はヤス」の様な致命的なネタバレは中々ないのだから。
2018/08/23
zag2
プレミアムとありますが、6年続いた読売新聞夕刊での連載の前半が前著で、後半の3年分がこちらの本だそうです。もっとも大幅に改稿、編集し直したとありますから、プレミアムなのかも知れません。ともかくも、名作の最後から全体を見直すというのはホントに面白い着想で、しかもそれぞれの解説が「お見事」。ああ、あの本はこういう意味だったのかなどと、読んだ本にも感心し直したり、読書体験が広がる感じがしました。
2021/09/30
ユウユウ
どれも読んでみたくなり、読めそうな気がしてくる。でもいざ手に取ろうかと思うと臆してしまうのですが。2019年は名作読みたい!と思って、はや3ヶ月が終わろうとしています。今更ですが本気出さなくては!何冊か参考に借りてきました。さあ、どれだけ読めるかな。
2019/03/22
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