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ストレンジャー・イン・パラダイス

ストレンジャー・イン・パラダイス

ストレンジャー・イン・パラダイス

作家
小路幸也
出版社
中央公論新社
発売日
2016-06-21
ISBN
9784120048609
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ストレンジャー・イン・パラダイス / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。限界集落に暮らす過去に傷を持った登場人物たち。町おこしなど人の繋がりを大切にしながら物語は進んでいきました。結構呆気なかったぐらいでしたが、キャラは個性的で面白かったです。

2016/09/10

おしゃべりメガネ

小路さんらしさ満載のヒューマンほんわかで涙じんわり、鼻の奥がツンとさせられるステキな作品でした。名物や娯楽もほとんどない、とある限界集落の故郷を再生するため、町役場に勤める主人公「土方あゆみ」は日々悪戦苦闘しながらも、充実したスローライフを楽しんでいます。そんな彼女の周りには出戻りの美人な幼馴染み「綾那」や町おこしプロジェクトを支えるベンチャー企業のワケアリな3人のキャラなど、魅力的なメンバーらがたくさん登場し、ノンビリと豊かな作風をしっかりと支えてます。ボリュームは少なめですが、小路さん度は満タンです。

2016/08/26

紫 綺

名物も娯楽もない山奥の限界集落「晴太多」。そんな故郷を再生するため、なんだかワケ有りな「はぐれ者(ストレンジャー)たち」が奮闘する。忘れたい過去も心の傷も大自然が包み込む、スローライフ・エンタメ小説。

2016/07/12

nyanco

タイトルと装丁だけでは、何の話なの?だったのですが、限界集落・晴太多の再生プロジェクトに関わる人たちの物語。あゆみ、幼馴染の綾那、ベンチャーのスリーフィンガーの社員と社長達の視点から描かれる群像劇。悪人がいないのも、群像劇である点など、小路さんらしく安心して読める。限界集落の厳しさが描かれていないことや、町役場からの支援がたっぷりされていることなど、こんなに巧くいかなでしょ的なつっこみをせずに読むのが正道です。熊殺しのヒサばあちゃんが魅力的、ウルトラマンライダーの正体である彼は我南人さん的キャラかな。続→

2016/07/19

たんぽぽ

小路さんらしい作品。 状況と登場人物を紹介したところで終わった感があり、今後の展開を綴る続編があるのでしょうか? 小路さんはほぼ同世代なので、育ってきた時代を共有しているなぁ…と感じます。フォークジャンボリーって言葉、久々に聞きました(笑)

2016/07/10

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