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魂の沃野 下

魂の沃野 下

魂の沃野 下

作家
北方謙三
出版社
中央公論新社
発売日
2016-09-16
ISBN
9784120048890
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魂の沃野 下 / 感想・レビュー

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starbro

上・下巻650P弱、一陣の風が如く、一気に駈け抜けました!新聞小説なので、最期は少し呆気ない気がしましたが、大量に戦死している割には、爽やかな読後感です。ラストは続編がありそうな終わり方なので、続きにも期待したいと思います。風谷小十郎にとって、加賀一国は小さ過ぎたという事なんでしょうね。次の物語で彼がどう成長し、活躍するか楽しみです。

2016/10/12

Ever531

かなり満足な読後感。で、下間蓮宗は結局どうなったのか?なんだったのか?なにしたかったのか?とかなりの?が残る。なんとなく、北方三國志の馬超みたいな感じの終わり方でしたね。

2016/11/15

シュラフ

しばらく前に北方謙三の『史記』を読んで、なかなかよかったので期待していたのだが、とんでもない駄作であった。物語の主要人物と思しき風谷小十郎(地侍)・富樫政親(守護)・蓮如(門徒)・足利義尚(将軍)といったそれぞれの人物たちのキャラがまったくたっていない。おそらく北方謙三はこの時代について消化不良なのではなかろうか。また、描写の場面において主体がはっきりせず、いったいなんのことか分からない、といった場面展開が多々あった。繰り返しとなるが、『史記』は本当によかった。だからこそこの作品には本当にがっかりである。

2017/06/04

keith

この時の話が後の顕如の時代につながっていくんだろうな。北方さんと言えば最近は水滸伝をはじめ中国の史記が多いですが、「武王の門」や「破軍の星」のような日本を舞台にした史記をもっと書いてほしいです。

2017/01/02

kawa

応仁の乱の末期・直後の政治状況や加賀の一向一揆の状況が良く解るエンタメ。読み物としてはクライマックスにいくまでのスピード感がイマイチで歯痒いのだが、読後感は意外に良い。

2017/04/05

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