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大暴落 ガラ

大暴落 ガラ

大暴落 ガラ

作家
幸田真音
出版社
中央公論新社
発売日
2017-03-08
ISBN
9784120049507
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大暴落 ガラ / 感想・レビュー

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starbro

図書館の予約に出遅れて、ようやく読めました。幸田真音、初読です。単なる金融パニック小説かなと思って読み始めたのですが、色んな要素・仕掛けが盛り込んであり、エンタメ小説として楽しめました。最近の集中豪雨被害のニュースもあり、リアリティを感じました。三崎総理のようなスーパー政治家が登場しないかなぁ!

2017/07/26

それいゆ

TVドラマ化された「スケープゴート」で三崎皓子役を演じた黒木瞳のイメージが頭から離れません。ぜひ続編としてドラマ化してほしいです。この作品のタイトルは「大暴落」ですが、主な内容は「大洪水」でした。看板に偽りあり!といったところでしょうか?洪水が発生するまでの話はスケールも大きくて読み応えがありましたが、急激な円安や株価大暴落の話はインパクト不足で、途中から真剣に読む気力が失せてしまいました。

2017/03/31

いたろう

前作「スケープゴート」で、日本初の女性首相になった三崎皓子が、総理として始動する続編。しかし、その船出は、初日から大嵐に巻き込まれることに。古参議員の反発は想定内として、いきなり首都圏を襲う自然災害に未曾有の円の大暴落。この二つは全く無関係ではないとしても、若干盛り込み過ぎの感が。その分、それぞれの危機が、十分描ききれていないように思える。真音さんの得意の金融経済の分野で、テーマを大暴落(ガラ)に絞り込んだら、もっと読み応えがあるものになったのでは? とりあえず、今度は皓子総理の外交手腕を読んでみたい。

2017/07/10

川越読書旅団

女性首相の任命と、直後発生する自然災害と経済ショックを描く作品。コンテンツをちょっと欲張り過ぎたか。散漫さと内容の薄さが終始露呈。好きな作家さんだけに、次回作に期待!

2017/09/02

Yunemo

自然災害(水害)と財政危機(日本国債)からみた日本政治の危うさ、まさに現実的要素が詰まっています。東京洪水に至る経緯が中心に置かれ、日本国債の暴落の引き金が若干曖昧になってしまって残念。政治家、金融政策に対しての一言をきっちりと代弁してくれてます。危機管理の大原則は想像と準備、金融面での相場はまさに連想ゲーム、これを活用しての解決策、本作品以上に現実面では複数角度からの危機、着実に水面下で起こっていることを実感させられます。自身で提案を飲んだ中国政策、今まさに、モノ作り技術の移転だけは避けたいとの想いで。

2017/04/02

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