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駐在日記 (単行本)

駐在日記 (単行本)

駐在日記 (単行本)

作家
小路幸也
出版社
中央公論新社
発売日
2017-11-18
ISBN
9784120050237
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駐在日記 (単行本) / 感想・レビュー

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けんとまん1007

毎度の小路カラー。安心して、ほっとできる。村の駐在さん・・懐かしい響き。小さい頃、駐在所があったことを想い出した。昭和の空気感、じんわりと滲んでいる。そんな暮らしの断片を切り取った短編集。こんな空気感が、少しずつなくなってきているのは、少し、寂しいかも。

2018/04/10

いつでも母さん

まるきり昭和!田舎にだって、そこに暮らす人々には日常なにかしらある。小路作品は温かく優しい。だが温かいだけじゃなく人として(と、云っては大げさだろうか?)失ってはいけないものを、思い起こさせてくれるかのようなのだ。だから読書は止められないんだよね。若い駐在さん夫婦と住民たちのやりとりも好い。これは続編も有りでしょう!子犬の「ミル」と一緒に私も、この駐在所で暮らして皆を見て行きたいものです。

2017/12/17

takaC

よく考えると村社会の悪習の温床になりうるお話でした。読み終わってブックカバーを外し表紙を見ると周平&花と思われる絵が描かれていたが、話を読みながらイメージしていた姿とは二人ともだいぶ違っていた。

2018/02/27

タイ子

昭和50年、田舎町の駐在所に赴任してきた元刑事の周平さんと、元外科医の奥様、花さんの日々の駐在物語。花さんは過去の事件でケガを負いメスを握れなくなり心身が安らぐようにと周平さんが願い出て駐在所に勤務。うぐっ、優しすぎる。でもって大きな事件も起こらないが、小さな事件が起これば田舎町ならではの町民の団結力、お節介が2人を助けてくれるという、この辺りは想像していた内容とちと違う感じで…。ま、大事件は本格ミステリにおまかせと言うことで。携帯など無かった時代だからこその物語が懐かしくもほんわかと胸に響いてきました。

2018/03/20

とし

事件の結末はとにかく、良いですね駐在所と村民と人達とのほのぼのとした交流、祖父母の田舎を思い出します。

2018/07/05

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