三千円の使いかた (単行本)
三千円の使いかた (単行本) / 感想・レビュー
starbro
原田 ひ香、2作目です。家計節約連作短編集、女性の一人暮らしや若夫婦向きのマニュアル小説でした。年収300万で年間100万円貯金するのは、無理があります。多少収入を増やして貯金するのが、現実的だと思いますが・・・3人家族で月2万円の食費は厳し過ぎます。
2018/08/24
ショースケ
御厨家の女性4人のそれぞれの経済観念。 どうしたら、もうとお金は貯まるのか。各々が各々の事情を抱えて突き進む。自分に置き換えてみた。真帆のように事細かにポイントを貯めたり、ちょっとでもいい金利に貯金を細かく回すのは、めんどくさがりの私には無理。と言って何にもしないのもなぁ…。何で買ったのかわからない服や靴や小物。いっぱいある。無駄してるなぁと反省しきり。3千円といえども、生きたお金の使い方をしていきたい。祖母の琴子の考え方が、一番ピンときた。
2022/01/16
うっちー
お金が全てでないけれど、借金の返済は計画的に
2022/01/23
R
エッセーかと思ったら、お金に関する小説でした。さまざまなタイプの人たちが、投資や貯蓄について、あれこれと考えたり悩んだりするという内容で、かなりわかりやすく運用について知ることができる入門書の小説版という印象。表題は、セリフとして出てくるだけでこれの答えが出てくるわけでないのだけども、お金とどう付き合うかということを真剣に考えることの大切さや、浪費癖をどう直すべきかなんてことが、なるほどと思える内容で物語になっていました。
2018/08/14
まちゃ
御厨家の3世代の女性たちのお金にまつわるアレコレ。お金のことについてしっかり考えることの大切さを説く内容で好感が持てました。面白かったです。ファイナンシャルリテラシーの有無で結構人生変わってきますね。例えば、401Kのポートフォリオの組み方とか、将来の受取額が大きく違ってきますから。
2021/11/22
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