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燃える波 (単行本)

燃える波 (単行本)

燃える波 (単行本)

作家
村山由佳
出版社
中央公論新社
発売日
2018-07-06
ISBN
9784120050947
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燃える波 (単行本) / 感想・レビュー

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ミカママ

もうね、こういうクソ男のお話読むたびに、村山さんまた私小説入っちゃってるなぁと。主人公がイミフのカタカナ職業(でも業界人で、カッケー)で、クソ夫には苦労しているが、いきなり目の前にカッコ良くなった昔の同級生が現れたり、仕事上では千載一遇のチャンスに恵まれ、大女優に公私ともにサポートを受けるとかいう、おとぎ話(笑)。実際にはこんなことあるわけないし、新しい彼氏もやたら胡散臭く、きっと10年後いや5年後には同じようなことやってるんじゃないの?と思ったのは、ここだけのお話。

2020/03/03

starbro

村山 由佳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者にありがちな昼メロ的ラブ・ストーリーでした。白猫おむすび(『ねこねこ55』の『どうしてそんな名前ですのん?』のコーナーに採用されそうです)、残念ながら鎹(かすがい)になれませんでした。

2018/08/15

いつでも母さん

あゝ、いつもの(?)村山作品だー!皆が勝手に思えちゃってる自分がいた。それはある意味そんな『熱』も『波』も、とうに何処かへ押しやった女の戯言でしょうか?『ライフスタイリスト』そもそも胡散臭い。帆奈美に共感出来ない私はイヤな女でしょうか?結果、うまく行きすぎじゃありませんか?ダメ元夫はちゃんと父になっていけるだろうか?そっちが心配。もう、私はお腹いっぱいです。しばらく村山作品はいいかなぁ・・

2018/08/14

ウッディ

スタイリストの帆奈美は、仕事に理解がなく束縛する夫と暮らす。雑誌撮影で幼馴染のカメラマン澤田と再会し、女優の水原遥子に気に入られ、仕事はステップアップするが、夫の不倫が発覚し、家庭は崩壊する。ラジオのDJも務める帆奈美が流す洋楽が、章のタイトルなっていて、それをBGMにしながらオシャレな雰囲気での読書でしたが、夫や義母の身勝手さとドロドロの離婚劇が対象的でした。夫の不倫にショックを受けながらも、自分も澤田と恋に落ちてしまう、そんな人間の性をさらっと書いてしまう村山さんらしい一冊でした。面白かったです。

2019/07/20

うっちー

村山さんは最低の夫を描くのが大変上手だと思います

2018/09/27

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