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任侠浴場 (単行本)

任侠浴場 (単行本)

任侠浴場 (単行本)

作家
今野敏
出版社
中央公論新社
発売日
2018-07-18
ISBN
9784120051012
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任侠浴場 (単行本) / 感想・レビュー

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starbro

今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、任侠シリーズは、初読です。本書は、経営再建任侠人情コメディでした。マル暴甘糟まで登場するとは思いませんでした。今野敏氏、作家生活40周年おめでとうございます! https://hon.booklog.jp/report/konno-20180131

2018/08/28

absinthe

シリーズだったと知らずに読了。昔気質のヤクザの親分がうらびれた銭湯を立て直そうと奮闘する話。ストーリはーシンプルに一本道をそのまま進み、わかりやすいのですっと頭に入ってくる。大きな謎もひねりも無いが退屈させないのはこの親分さまの人柄と哲学だ。登場人物はどれも真面目なので、主人公がヤクザである必然性に疑問を持ったが最後にナルホドと納得。今の銭湯やらその組合、維持しようとする自治体との確執なども明かされ、読んで損は無い一冊。シリーズ全部、読んでみよっと。

2019/05/24

R

ヤクザ屋さんが、銭湯の再建に取り組むという一風変わった物語でした。連作シリーズの一遍だったようで、ほか作品を知らないものの、所帯の小さい組事務所が、シノギなのか、退屈しのぎなのか、世間様のお役に立とうと酔狂な取り組みが進む。人情話と、仕事における調整という、とても大切な分野をヤクザ屋さんは生業にしているのだと、改めて思い知るような内容でした。ことの善悪はさておき、仕事の進め方、丁寧で迅速というのは、どこの世界でも求められるものだと改めて思い知りました。

2019/01/15

魅力的なキャラ達が微笑ましく一気読み。仕事と休みのメリハリや、躾、家族との向き合い方等、人生について勉強した気になる

2019/04/28

ゆのん

【任侠シリーズ4作目】今回の舞台は銭湯。代貸の日村同様、銭湯には興味を示さないのでは…と思っていたが、なるほど、日本の文化を守るという感覚で立て直しに着手。個人的には4作目が1番面白かったが、立て直しにもう少し悪戦苦闘して欲しかった気もする。次は『甘糟さん』のシリーズを読もうと思う。44

2019/02/08

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