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心底惚れた-樹木希林の異性懇談

心底惚れた-樹木希林の異性懇談

心底惚れた-樹木希林の異性懇談

作家
樹木希林
出版社
中央公論新社
発売日
2019-03-07
ISBN
9784120051739
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心底惚れた-樹木希林の異性懇談 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

あの頃(昭和51年)樹木希林さん33歳(当時はまだ悠木千帆)そうそうたる顔ぶれの男性を相手に、鋭い質問と希林さんの確固たる存在に天晴れと思う。希林さんだからこその対談内容だったのだとも思う。対談のラストにそれぞれ一言があって、それがまた好い。荒畑寒村さんとの最後の一言にはグッとくるものがあります。武田砂鉄さんの解説も良かった。希林さんに感じる『個として生き、淡々と死んでいく。』群れなかった人の言葉が圧し掛かる。すべての人間がこうだと、それはそれで大変だろうけれど・・

2019/05/11

デジ姫

山城新伍との対談読んで、あの話が本当ならもしかしたら私は妻と離婚結婚を繰り返した彼を誤解していたのかもと思った。妻や子から見捨てられ老人ホームで最期を迎えた彼がかわいそう・・。子供時代に見た白馬童子や風小僧、あの頃はキラキラ輝いて見えた。

2019/06/10

ゆう

婦人公論での対談連載をまとめた本。樹木希林さん(33)は悠木千帆さん(33)だったんですね。対談のテーマは男女関係。渥美清、つかこうへい、中村勘三郎、萩本欽一、荒畑寒村…。ビッグネームばかりの目次に頭がくらくらしちゃいます。現在においては大御所のあの方もこの方も、まだ青年期であるためか、対談相手が樹木さんであるためか、今と道徳的な価値観が違うためか、とにかく結構驚くようなことをぶっちゃけています。樹木さんの切り込み方の巧みさ&相手を見通す力にほれぼれ。内容も何故かエグいとは思わなかったんだよなあ。

2019/03/14

hiromura

悠木千帆時代の対談集。主に女性とのことを聞いてる。なかなか興味深い。かなりの人たちが若くして(50代~70代)亡くなっていることに驚いた。悠木千帆の一言が面白い。

2021/03/10

らい

樹木希林、ほんと魅力的だな。若い頃を知らなかったけど人気だったんだろうな。人はみな各々の物語や理屈があるのを識っていて、「なんじゃそれ」って、「私を驚かしてよ」っていうのが根幹にあるような気がするな。内田裕也に掴まれたのも、そこなんだろうな。いやあ、おもしろかった。

2019/05/21

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