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神を統べる者-覚醒ニルヴァーナ篇

神を統べる者-覚醒ニルヴァーナ篇

神を統べる者-覚醒ニルヴァーナ篇

作家
荒山徹
出版社
中央公論新社
発売日
2019-03-16
ISBN
9784120051777
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神を統べる者-覚醒ニルヴァーナ篇 / 感想・レビュー

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信兵衛

聖徳太子を聖人君子として崇める人達からすると、本巻はとんでもなく、許し難いストーリィでしょうねぇ。

2019/04/13

はじめさん

流浪の貴種となった厩戸皇子、中国で道教を学び、いよいよインドの奈良、ナーランダーでの仏教修行。齢8つにして経典や語学をラーニング。護衛でついてきた男女の剣士も、平和を絵に描いたような宗教都市で新たなる仕事をはじめ、一年、また一年と時は流れ…山田風太郎DNAを受け継ぐ荒川ワールドだけに二次性徴とともに色を識る時ッッッ、と女犯にハマってゆく厩戸、そして禁断のアッー! 描写がざっと おいこれ世が世なら発禁モンじゃねぇの描写150p、経験人数は150人じゃ足りない。ヤりまくりで悟ってしまい、いよいよ帰国の途へ。

2019/05/18

サケ太

「ブッダです」 とんでもなく凄まじい物語。中国での道教との対決。厩戸皇子に迫る魔の手。始まる修行。異国の地、関係性の変化、性への目覚め、それぞれが向かい合う壁。壮大な冒険でありながら、成長への過程が丁寧に描かれている。しかし、何よりも今回は人間の根源的な欲求に向き合っているのが興味深い。少年が一人の男となり、とんでもない偉人に成っていく、というのを納得させられる。情景描写、心理描写が最高。目覚めたからといって、苦難は去らない。最終巻が非常に楽しみになる引き。

2019/03/22

りー

そもそもこのシリーズは、厩戸を主人公とする成長譚ではないのだということが分かりました。物語を求めて読むとゲッソリします。特に厩戸に思い入れがある人は嫌悪感を持つかも。一方で、厩戸の旅を通して描かれる当時の東アジアの信仰比較や、仏教の変質を探り、涅槃の真相に迫ろうとする内容はとても面白い。宗教論、宗派論のようなものだと思って読めばよいと思います。・・・ものすごいイロモノですが、ある意味真っ直ぐ正面から向き合ったとも言えるのではないでしょうか。

2020/01/17

一五

厩戸 流転  娼館で修行! なんだか2巻目は、わくわく感がない、最後に次の山が見えたけど…。

2019/11/19

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