惚れるマナー (単行本)
惚れるマナー (単行本) / 感想・レビュー
sayuri
全18のテーマに沿って9人の著名人が書いたエッセイ集。印象に残ったのは松任谷正隆さんのSNSに関したマナー。新しく生まれるツールとマナーとの共存の話が興味深い。 島本理生さんのLINEのマナーにも頷く。私も島本さん同様、テンポ良く展開するグループラインが苦手で、多人数の集まりの後もぐったりと疲れてしまうので大いに共感出来た。目と目を合わせれば自分の気持ちを素直に話せるのにLINEだと相手の求める言葉を想像して返してしまったり、言葉の選択を間違え齟齬が生じてしまい後悔する。リアルもSNS上もマナーは不可欠。
2020/03/24
けんとまん1007
マナーというか、それぞれの在り様、心持ちが描かれている。なるほどなあ~ともうものが多い。と、言うことは、そうなっていないと思うことが多々あるということか。少しの心配りが、大きな違いになるなあ~。
2020/12/20
よこたん
“言葉でも行動でも、助けられることは少し照れ臭く、だけどそれ以上に瑞々しい嬉しさに満ちている。それを素直に受け取ることが、なによりのお返しなのかもしれない。” パリッとしたアラレや、フワフワしたビンクの揚げたの、ころんと丸い雀の卵(豆菓子)、カリカリ小魚、昆布やらが散りばめられている吹き寄せアラレのような口当たりの一冊。好きなのもあるし、美味しいと思わないのも入ってる。マナーというより個人的こだわりという感じに近いような。柴崎友香さん、島本理生さん、そして野沢直子さんのが好きだな。「桃のマナー」わかる〜。
2020/05/15
りんご
「惚れる」だが恋愛にまつわるマナーではなく、「これステキだな」っていうマナーのお話でした。顔がわかる松任谷さん、野沢直子さんが面白かったな。あと「ナックルボールのマナー」ねじめさん。「ナックルボール」ってワードがまず良い。ロマンがある。
2022/06/16
マエダ
ルールや法律ではなくマナー。「助けられる側のまなー」「文章添削のマナー」など絶妙なところをテーマに著名人が書いておいる
2023/05/18
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