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「グレート・ギャツビー」を追え (単行本)

「グレート・ギャツビー」を追え (単行本)

「グレート・ギャツビー」を追え (単行本)

作家
ジョン・グリシャム
村上春樹
出版社
中央公論新社
発売日
2020-10-07
ISBN
9784120053412
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「グレート・ギャツビー」を追え (単行本) / 感想・レビュー

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starbro

私は、ハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上 春樹の翻訳物の新作もコンスタントに読んでいます。グレート・ギャツビー×ジョン・グリシャム×村上 春樹ということで期待して読みましたが、ミステリとしては今一、ジョン・グリシャムはやはり法廷物が良いのではないでしょうか。稀覯本好きの人は多少楽しめると思いますが・・・

2020/10/29

パトラッシュ

愛書家や古書がテーマのミステリはいろいろあるが、フィッツジェラルドの原稿盗難を巡るミステリとは面白い。これにアメリカの作家や書店業界の知られざる蘊蓄をたっぷり混ぜて、肩の凝らない読み物に仕立てたのはベテランの腕か。村上春樹さんも自分の訳した大好きな作家絡みの話なので、楽しんで訳しているのがわかる。ただ法廷も弁護士も出てこず、グリシャム最大の魅力であるどんでん返しや法廷での論争がなかったのは残念。金持ちで女好きで危険を追い求める主人公ブルースの肖像も、いかにも底が浅い。残念だが著者の傑作とは言えないだろう。

2020/11/13

buchipanda3

グリシャムを村上春樹が翻訳という組み合わせはちょっと意外かなと思ったが、フィッツジェラルドが題材だとかアメリカの書店や作家事情などが描かれるなど、何となく合点しながら楽しんで読めた。物語は若手の女性作家マーサーと希覯本蒐集家でもある書店経営者の男性ブルースの関係が中心となる。作家として自信を無くしているマーサーが、彼女にとって魅力的に映るブルースに対してどう行動するか気になって、どんどんページが捲れていった。ブルースも単なる手際のいい色男というだけではない興味深い奴だったなあと。確かに彼が主人公だった。

2020/10/30

Kei

グリシャム、村上春樹訳、ギャツビーとくれば、恐ろしく期待します。ただ、やはり、グリシャムは、白石訳かな?少し違和感あり。弁護士の出てこないグリシャム。フィツジェラルドとは縁遠いと思われていたグリシャム。の、ミステリー、新鮮ではありました。アメリカの書店経営やブックコレクターなどのサイドストリーも興味深かったです。

2021/05/27

とも

とてもオシャレで素敵だった。 アメリカの南のビーチの雰囲気、空気感は感じることができた。フロリダに行ってみないと分からない空気感や文化、環境の細かなニュアンスも沢山あるんだろうなぁ。 フロリダ行ってみたい。

2021/07/03

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