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ブラック・ムーン (単行本)

ブラック・ムーン (単行本)

ブラック・ムーン (単行本)

作家
逢坂剛
出版社
中央公論新社
発売日
2022-02-21
ISBN
9784120055034
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ブラック・ムーン (単行本) / 感想・レビュー

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starbro

逢坂 剛は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。シリーズ第三弾、本シリーズは、”果てしなき追跡”シリーズだとばかり思っていたら、”賞金稼ぎ”シリーズが正式名称でした。今回も内藤隼人(土方歳三)は大活躍、シリーズはまだまだ続きそうです。タイトルが女性の名前だと思いませんでした。 https://www.chuko.co.jp/boc/serial/black_moon/

2022/03/02

パトラッシュ

インディアンの妻となった白人女性ブラック・ムーンを助ける土方歳三は完全にアメリカ西部のガンマンになってしまい、前作まで何とかあった日本との細い糸すら自ら断ち切ってしまったようだ。必死についてきたのに見捨てられた時枝ゆらが哀れだが、土方ほどの男は狭い日本には似合わない大きなスケールの持ち主ということか。しかし読者としてはぜひ土方と日本のアメリカでの関わりを読みたい。せっかく岩倉使節団がアメリカに到着したのだから、次作では使節団が土方の存在に気付いて両者の間に秘密の戦いが繰り広げられるくらいの大作を望みたい。

2022/04/01

土方歳三が生き延びていて、西部劇を繰り広げる。ちょっとした冒険モノというのかな⁉サラッと読めました

2022/04/14

薦渕雅春

初めて読む作家さん、かもしれない。福祉ライブラリーで見かけて借りてみた。しかも読み終えて、巻末の著者の作品の紹介を見てみるにシリーズものだったのか?新撰組副長・土方歳三がアメリカに渡っている、というのもビックリぽんな設定。しかも内藤隼人と名乗っている。どこまでが史実に忠実なのか?全てフィクションか? ハヤトは刀を使い、武士道のようなものも端々にあらわす。アメリカ西部のインディアンとの関わり、牧場の娘であり十五歳の時に食糧や馬を求めて牧場を襲ったコマンチの一族にさらわれたダイアナ・ブラックマン、冒険の物語。

2022/05/18

rosetta

★★★✭☆箱館戦争で頭に傷を負った土方歳三は記憶を失いアメリカに密航して。知らなかった~このシリーズ!大人の紙芝居って感じで滅茶苦茶面白かった~。ネイティブアメリカンに子供の頃誘拐され族長の妻になった白人女性、元の名前からブラックムーンというネイティブネームを与えられる。憎しみを抱いていた父親が跡取りにその孫を欲したことから賞金稼ぎに狙われ続ける彼女を、義を見てせざるは勇無きなり、と助ける歳三。開拓時代のアメリカの空気感が伝わってくる、その時代に生きたくはないけど。何だか西部劇を見直して見たくなった

2022/04/16

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