平成不況の政治経済学: 成熟化社会への条件 (中公新書 1166)
平成不況の政治経済学: 成熟化社会への条件 (中公新書 1166) / 感想・レビュー
KAZOO
佐和先生の本はあまり時局的なものを読んだ覚えがないのですが、1994年に書かれている割にはかなり先のことまでを的確に予測している気がします。いまの新聞や経済誌の記者という人々はきちんとこのような本を読んでいるのでしょうか?どうも見ていると昔に比べて水準が落ちているようです。少しは勉強してほしいのですが(アベノミクスとはいったい何なのですか?と記者に質問したい気がします)。
2016/06/24
kaizen@名古屋de朝活読書会
理論家による現状分析の本。 話題としては、 カンバン捨てたトヨタ。 大田区町工場物語。 など、時代を特徴づける事項を拾い集めている。 何か提言があるかというと、学者の説で具体性が欠けているかもしれない。
2019/08/04
Naota_t
1994年上梓の本だけれど、「話はいささかならず脱線するが、」と枕詞を置いてまで炭素税導入とかに言及していてすごい先見の明がある。 徹底的にバブル経済を批判しているけれど、エズラ・ヴォーゲルまで「思いすごしと買いかぶり」とまでdisる本は初めて読んだ。 中央公論社らしい読み応えのある新書でした。。。
2012/02/29
つちのこ
中公新書1994年2月2版。1994.4.11読了
1994/04/11
羊男
★★★
1994/11/12
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