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イスタンブールの大聖堂: モザイク画が語るビザンティン帝国 (中公新書 1684)

イスタンブールの大聖堂: モザイク画が語るビザンティン帝国 (中公新書 1684)

イスタンブールの大聖堂: モザイク画が語るビザンティン帝国 (中公新書 1684)

作家
浅野和生
出版社
中央公論新社
発売日
2003-02-01
ISBN
9784121016843
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イスタンブールの大聖堂: モザイク画が語るビザンティン帝国 (中公新書 1684) / 感想・レビュー

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中島直人

コンスタンティノープル、イスタンブール、ビザンティウム。一番行きたい街。絶対行こう。

2015/09/19

こぽぞう☆

書名からは他も扱っているみたいに見えるけど、聖ソフィア大聖堂とそのモザイクの話。聖ソフィア大聖堂が現在の形に建てられたのは6世紀。日本では聖徳太子が活躍するちょっと前。法隆寺が建てられる100年くらい前かな?彼我の建築・美術を比べてみるのも面白いな。

2015/12/29

じょあん

ハギア・ソフィアに行きたくて仕方なくなる本。扱われているのはほぼハギア・ソフィアについて。電子書籍なら図版がオールカラーなのがうれしい。ビザンツ帝国とハギア・ソフィアがたどった歩み、有名なモザイクの持つ意味、オスマン建築にハギア・ソフィアが与えた影響などがわかりやすく述べられている。

2023/02/02

のんき

聖ソフィア大聖堂とそこに現存するモザイク画がいつどのような経緯で作られたか(改修されたか)を紹介することを中心にビザンティン帝国の歴史を辿る。塩野七生の『海の都の物語』を読んで間もないので、本書でヴェネツィアがなんのためらいもなく悪者扱いされていることにちょっと苦笑いした。

2009/10/03

杞人

著書の『建築』で「町のくずのような下層の人々が、『ニカの乱』と呼ばれる叛乱を起こして、ビザンティオンでユスティニアヌス帝に背いて立ち上がったことがあった」と書いた一方で、『秘史』では「彼(ユスティニアヌス)が、ローマ人にとっての不幸の元凶だったのである。(中略)そして何千人の物言わぬ民が命を失っても、彼にとっては何でもなかった」と書く歴史家プロコピオスの分裂した筆致が印象的。果たしてこれは、専制君主制下における知識人の屈折した批判精神の発露なのであろうか。

2012/07/17

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