知性の織りなす数学美: 定理づくりの実況中継 (中公新書 1746)

takao

ふむ

2023/11/02

bittersweet symphony

著者はテレビでも見かけるヒッピー崩れの(見かけは)おじさんですね。彼の職業上の本分はよく解らないのですが、この本は日常イメージできる幾何図形からいろんな法則性などを抽出していくものでした。絵的には確かに面白い部分もありますが、書名は誇大広告気味ですね。多次元幾何など、一般人が理解できそうにないものを解りやすく説明しているような本をイメージしていたのでちと残念。秋山氏自身が履歴を語る文章が巻頭についているのですが、これが一番読み応えがありました。

2005/10/22

yukioninaite

数学がからっきしでも、序章と前口上、それに講義を終えるにあたって、だけでもいい、この本は中高生に読んで欲しいと思います。私もそれしか読めていません。

2015/09/23

Yasuhiro Hinokuma

NHKの算数関係でお世話になった先生の本。TV番組の世界一受けたい授業の講師でもある先生の生い立ちと面白講義の本です。学生時代や海外での修行経験・日常での数学の面白さが詰め込まれた一冊だと思います。個人的に印象的だったのは先生のさまざまな進路決定の理由。こだわりというかフィーリングっていうか…破天荒だなと思います。

numainu

評価A

2006/02/14