異国を楽しむ (中公新書 1885)
異国を楽しむ (中公新書 1885) / 感想・レビュー
おいしゃん
エッセイを読み進むにつれ、旅立ちから旅先での楽しみ方、帰国までを味わえ、まさに旅行気分。
2019/09/18
ちくわん
2007年2月の本。素晴らしく読みやすい日本語の文章。ヨーロッパ大陸の国々を訪ねる。若い女性に対する先生の描写が想像以上に艶かしい。日本人のドイツ文学者が「異国」を楽しんだ記録。偶然、本日「ドイツ 町から町へ」を入手。続く。
2020/11/22
よしひろ
異国へ行く道のりの、ふとした出来事がうなずける。
2016/04/28
ようこ
時間のあるときに少しずつ読んだ。少し時間ができてこの本に戻ると、旅先の時間が本の中に流れていて穏やかに遠い国を散策している気持ちになる。買い物やグルメに走らない、でも豊かな時間が本の中を流れている
2012/06/27
ちょび
洒脱な文体が心地よく、旅心を掻き立てられる。異国を旅すると「カタコトの外国語が通じただけで、どうしてこうも相手とわかり合った気がするのだろう」と作者はいう。知らない国を旅することにまごつき、ハラハラし、ドキドキの連続。場の空気に身を浸し時を過ごすことで、見知らぬ自分を発見したりする。ドイツ文学者である作者の場合、ヨーロッパの空気感が行間から溢れ香りたち、憧れを醸す。欧州に行くことがあったら、ぜひ読み返したい。
2015/12/05
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