季語百話: 花をひろう (中公新書 2091)
季語百話: 花をひろう (中公新書 2091) / 感想・レビュー
高槻
花そのものについてや日本人の花に対する感覚について、それらがうたわれた和歌や俳句、詩等を紹介しながら論じているが、この本では「花」=季節ごとの風流を感じさせるものとしており、ほととぎすや月、餅等もその論考のテーマに挙げられている。日本人が自然や行事、風流物に対して抱いてきた意識の奥深さ、歴史の長さを知り感慨深くなった。季節の変化を鋭敏に感知し、それに心を動かすことができるのは素敵なことだなと思う。
2014/02/27
ruri
魂を季節散歩へ連れ出すような感覚がした
2017/10/24
アンコ椿
花を知らないこと痛感。名前を聞いたことはあるものの、実際にイメージがわかない。図鑑をめくって、追っかけてみる。
2012/10/09
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