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シンプル人生の経済設計 (中公新書ラクレ 68)

シンプル人生の経済設計 (中公新書ラクレ 68)

シンプル人生の経済設計 (中公新書ラクレ 68)

作家
森永卓郎
出版社
中央公論新社
発売日
2002-11-01
ISBN
9784121500687
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シンプル人生の経済設計 (中公新書ラクレ 68) / 感想・レビュー

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月讀命

いい学校を出て、いい会社に入り、終身雇用・年功序列の企業に勤め、国民総中流の時代は終わってしまった。一部の勝ち組エリートと、大勢の負け組・被雇用者という格差社会の到来だ。嘗て売り上げ台数No,1のカローラを街で見かける事は無く、今後は更に進んで1%のベンツに乗る人と、99%のミラ・アルトに乗る人に分かれるだろう。もう負け組になる事が当たり前の時代である以上、その中で如何に幸福に生きるかを模索する。社会的、経済的、物質的に恵まれた者が幸福とは限らない。新たな尺度で、自分なりの幸福を見つけて過ごしたいものだ。

2011/11/20

佐島楓

「専業主婦」と「子ども」と「住宅ローン」を「三大不良債権」と(逆説的にではあれ)表現する著者のセンスを疑った。女性がこの本を読むことは想定していないらしい。最終的にはご自分の自慢話になってしまっているし、残念だ。

2013/07/02

takao

ふむ

2024/02/13

KAKAPO

好むと好まざるとに関わらず、日本のサラリーマンの人生設計の終身雇用、年功序列は完全に過去のものとなる。この流れはたとえ景気が回復しようとも絶対とまることはなく、むしろ流れのスピードは加速度的に増していく。能力主義、成果主義の名のもと、社会は1~2割の勝ち組と8~9割の負け組とに2極分化する。究極的には、1%のスーパーエリートと99%の一般サラリーマンとに2極分化した中流なき超階級社会が出現し、負け組があたりまえになる時代がやってくる。一般サラリーマンが、負け組に分類されるのを防止する方法はあるのだろうか?

2011/04/09

TiawPai

専業主婦・子ども・住宅ローンの3大不良資産。発刊当時、テレビでこんなことを発言できるなんてちょっとビックリしました。ただ、最後の共有できる仲間って、地域で子どもがいることでできる関係も多々あると子無しの自分は感じてしまいます。3大不良資産がなく、経済的余裕もあり、早期リタイヤできても、(子ありの人と)何か違うかもと思ってしまいました。

2018/08/02

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