ドキュメント平成革新官僚: 「公僕」たちの構造改革 (中公新書ラクレ 119)
ドキュメント平成革新官僚: 「公僕」たちの構造改革 (中公新書ラクレ 119) / 感想・レビュー
こにいせ
非常に良質な行政ルポ。ミヤテツが監修し、小野展克が執筆。小泉内閣時代の行政刷新期における、改革官僚の苦闘を活写している。「政治主導」という名聞のもと民主党に政権交代がなされたわけだが、本書に出てくる志の高い中堅官僚たちは、現在の政治家の迷走ぶりをどう見ているのだろうか。何かを一方的に批判することでは何も解決しない。政治家も経営者も国民もマスコミも「公僕」も、「より良い形」とは何かを常に問いかけなければならない。
2010/05/08
あーさー
あまり良い感じで語られることのない「官僚」のイメージが変わった一冊。これを読む限り、期待の持てる官僚はいると思う(信じたくなる)のですが、“良からぬ存在”という印象は20年(この本の発売は2004年)経っても変わってない気がします。
2024/03/13
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