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「新中流」の誕生: ポスト階層分化社会を探る (中公新書ラクレ 225)

「新中流」の誕生: ポスト階層分化社会を探る (中公新書ラクレ 225)

「新中流」の誕生: ポスト階層分化社会を探る (中公新書ラクレ 225)

作家
和田秀樹
出版社
中央公論新社
発売日
2006-09-01
ISBN
9784121502254
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「新中流」の誕生: ポスト階層分化社会を探る (中公新書ラクレ 225) / 感想・レビュー

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佐島楓

アメリカ型の格差社会に変わってしまった日本。教育の問題に関心があるので、著者の教育にお金をかけるべきという点に同意した。金銭的にだけではなく、教育格差まで生んでしまった現状。底上げをしていかないと、ますます日本は一部の超エリートたちのものだけになりはしないか。成績を上げることをあきらめてしまっている生徒をいかに支援するか。拝金ではなく、本当に大切なものを伝えていくにはどうしたらいいか。考えさせられた。

2014/10/08

うえ

06年刊。歴史は繰り返さないが、ヴィーコの言うように、螺旋状に変化はしていくのだろうか「気をつけなければいけないのは、世界の常識は10年単位で新しくなっていくということ…たとえば、80年代のイギリスは英国病と言われたくらい過度の福祉でボロボロになっていた。91年にはソ連が崩壊して、続けて東欧もすべて共産政権が解体…ソ連にエネルギーを頼り、またソ連を大きなマーケットにしてきた北欧もつられて経済がガタガタになり…フィンランドも一時期は失業率が17%ぐらいにまで上がった…ところが…いま、強いのは北欧なのである」

2023/02/01

iicco

素晴らしき愛国主義者。愛国心で多くのものを解決しようとする理論はなかなか読んでいて面白かった。前近代的なシステムの中ではたしかに、尊敬や感謝、愛国心でうまくまわっていたという面があるが、果たして今の時代にそれを無理やり喚起できたとしても、氏の言うとおり「解決」するのだろうか。私たちは日々変わっていく、その点を少し無視しすぎていないだろうか。

2010/09/26

noritsugu

たまには、和田 秀樹。単なる著者の想像に過ぎないのではないかと思われる根拠が不明確な記述もあるけど、、

2007/05/19

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