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新学歴社会と日本 (中公新書ラクレ 312)

新学歴社会と日本 (中公新書ラクレ 312)

新学歴社会と日本 (中公新書ラクレ 312)

作家
和田秀樹
出版社
中央公論新社
発売日
2009-03-01
ISBN
9784121503121
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新学歴社会と日本 (中公新書ラクレ 312) / 感想・レビュー

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Falke

地方に住んでいる自分の周りは確かに「東大や名門大学に入らなければいけない」という雰囲気は全然なく、勉強は東京とかの人より熱心でないと思う。本当に学歴が大事になったとしても、地方にはそのような情報が回らないのではないかと懸念される。この著者の本はどれも大変勉強になりますね。教育学部の学生として悔しくもありますが・・・

2009/07/30

Rollin'

学校歴社会≠学歴社会という点をはっきり区別する点は共感できる。しかし、勉強しなくても大学に行ける日本において、学校歴が無意味になると同時に、学歴を計る指標すらも失われてゆくとすれば、新学歴社会とは国民がメディアに踊らされる社会かもしれない。和田も言っているが、皆に競争させる社会の方が、案外優しい社会なのかな。

2009/04/11

٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

残念ながら概ねこういう風潮は事実なんだろうと思うけれど、中流階級まで成り上がるための条件がどんどんインフレしてて親子ともに超人じゃないと事前に予測してキャリアを積むのは無理な感じになってて、まあ大変ですね。ただあからさまな「受験戦争」が問題になっていた時代のほうが参加者が元から多いのでピラミッドの中腹部でも十分な学力がありむしろ豊かだったという指摘は面白かった。

2017/02/05

たぬき

さらっとね

2012/07/11

みんと

現在、私立大学の47%が定員割れだという事実や、初等部からエスカレーター式に上がった附属校出身の勉強不足な大学生が多数実在することなどからも、学歴社会という風潮に疑問を抱かざるを得なくなっている。やはり競争しなければ行き場所のなかった時代がある程度の水準を保っていられたのだろう。5時間以上の睡眠と得た知識のアウトプットが大切だということを再認識。東大生の親は高収入という統計も興味深かった。

2009/11/08

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