ことばから誤解が生まれる - 「伝わらない日本語」見本帳 (中公新書ラクレ 386)
ことばから誤解が生まれる - 「伝わらない日本語」見本帳 (中公新書ラクレ 386) / 感想・レビュー
おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず
小説の引用はお門違い。誤解を生じさせるためとか表現のためとか、あえて使うことが多い。それが文体だ。 悪文の見本にするのは認識不足である。 言葉は伝達の手段だけでなく、意味が伝わればそれで済むわけではない。
2016/05/13
ロア
日本語の音節数は100あまりで、これは中国語の1/4、朝鮮語の1/10という少なさ。そのため同音語(交渉、高尚、考証…)の取り違えによる誤解がおきやすい。連体修飾→名詞(体言)に係る。連用修飾→動詞などの活用語(用言)に係る。誤解の少ない文にするには修飾関係を単純に、なるべく文を短く。気付かぬうちに言葉の意味は変化し、いつしか誤用が正しい意味に取って代わる。あげる・くれる・もらうなど、主語が無くとも誰の動作か分かる日本語の特徴。「ソリッドでスペーシーでクールで、なんかこうグルービーな音楽」by今井美樹
2016/04/27
ロア
飯間さんの文章好きだ!悪文を読んでしまった後、脳すすぎには太宰治を読んでたんだけど、これからは飯間さんにしよう!(´∀`)
2016/04/21
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
【ココロの琴線に触れたコトバ】表現意図を読み取るのはやっかいです。もともと婉曲な言いかたをする人の発言ならば、ことばとは別に真意があるだろう、と推測しやすい面もあります。でも、あけすけな人の発言でも、率直に悪口を言っているのか、率直に親愛に情を示しているのか、測りかねることがあります。
2014/12/30
Танечка (たーにゃ)
自分の「日本語」と相手の「日本語」は完全に同じものではない、ということを豊富な例で示してくれている。このことに気づいていない人って結構いるのよね…
2013/06/17
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