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昭和40年代ファン手帳 (中公新書ラクレ 497)

昭和40年代ファン手帳 (中公新書ラクレ 497)

昭和40年代ファン手帳 (中公新書ラクレ 497)

作家
泉麻人
出版社
中央公論新社
発売日
2014-06-09
ISBN
9784121504975
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昭和40年代ファン手帳 (中公新書ラクレ 497) / 感想・レビュー

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kinkin

泉さんは私とほぼ同世代なので書かれていることはほとんど分かる。ただ都会に住んでいた彼の生活と一部違うのは仕方ない。40年代はずっと学校生活だった。当時の学校生活は今よりもずっとゆとりがあったと思う。土曜日も半ドン、校則もそれほど厳しくなく、こどもは遊ぶのが当たり前だったと思う。夜は今よりずっと静か。中学生の頃、試験勉強のかたわらで鳴る雑音が多い深夜放送のことを思い出した。

2015/12/15

美登利

39年生まれなので、40年代前半部分はほとんど記憶にないのですが後半では小学生になっていたので、知っていることもたくさんありました。泉さんは男性だから男目線になるのは当然ですよね、こういうタイプの本は女性が書いてあるものを見かけることは少ないように思います。しかも小学校からの日記の一部から抜粋してあったりしますが、凄いです。当時からルポライターのような文章を綴ってあるなんて。おまけに石破茂さんとの対談が付いてますけど、同級生だったとは!石破さんが若い頃の写真もちらっと載ってます。かなりいまと違うよ~(笑)

2014/09/09

ホークス

2014年刊。昭和40年代を一年ずつトピックで語る。私は4〜13歳なので記憶が曖昧。5歳上の著者は紳士的な人だけど、ありのままに東京の町の子らしく語っている。モラル感、衛生感、暴力性、様々な差別感覚がとてもリアル。皆が精神的に依存していたのはまだ戦前の人たちで、人間は体験した事しか理解できない。当時TVのお笑いは東京勢がメジャーで関西勢はマイナーだった。大阪に居てもWけんじが好きで、瀬戸てんやわんやもよく観た。コント55号は欽ちゃんの狂気が画期的なんだな。フォークとニューミュージックの過渡期の話も面白い。

2021/04/29

おかむら

泉さんの40年代懐古本。時事ネタ風俗ネタ芸能ネタなど。あと泉さんなので切手ネタ天気ネタはお約束。バスと昆虫は封印したか。私は泉さんより5歳下なのですが、まあいろいろ懐かしかったわー。酒ふた集め、流行ったよなー。巻末に石破幹事長との対談のってます。2人は高2のとき同じクラス!←もちろん当時仲良くはないけど、でも対談は和気あいあいでオカシイ。

2014/08/08

多喜夢

昭和40年代は、まさに小1から高1までの自分。著者の二つ下か。懐かしい話題が頭を駆け巡る。思春期を過ぎると著者との家庭環境とのギャップが感じられる。それとも多感な時代の2歳という差の大きさか。この時代、女性の目から見るとまた光景が違うのだろうな。連れ合いに聞いてみるか。

2020/04/23

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