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教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)

教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)

教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)

作家
尾木直樹
茂木健一郎
出版社
中央公論新社
発売日
2017-09-06
ISBN
9784121505958
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教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595) / 感想・レビュー

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しょうじ@創作「熾火」執筆中。

【1回目】考えてみると尾木ママ(←今初めて使ったよ)の著作は初めて。既出のものを再編集したものではあったが、指摘されていた内容は何ら解決していない。特に問題視されているのが、偏差値教育と一斉授業。それと大学「改悪」。教育とは一面で、人を評価することだと考えているのだが、徹底した中央集権っぷりを呈している日本の教育界の「人間観」の底の浅さからは、「この国は滅ぶ」という感慨しか出てこない。それでも私たちは、前に進むしかない。他人のために灯をともせば、自分の前も明るくなるのだ。

2017/10/27

マグカップ

「教育犯罪」「学びのアレルギー」「心への犯罪的行為」など、現在の教育に対する辛辣な言葉が沢山出てきました。尾木さんも茂木さんも、単なる数値上の学力(偏差値など)一本で序列化して評価するのではなく、子どもたちの個性を伸ばすための「個に寄り添う教育」が必要であると説いています。ただ、以前読んだ「暴走する能力主義」という本の内容と照らし合わせて考えると、お二人の意見に対して少し思うところがありました。

2020/05/27

さとうはるみ

読んでいると勉強したいと思わせてくるフシギな本。 ナポリを見てから死ねという言葉があるけれど、 たっぷり勉強してから死ねという気分になる。 大人になってから学ぶ意欲が出てくるのはフシギだが、 海外ではフシギでは無いらしい。 30歳を過ぎてから大学へ行く人も海外では フツーにいるらしい。 ほぼ全員18歳という日本が変だとも。

2024/09/27

「関心・意欲・態度」を褒められると嬉しいが、その評価を維持しようとすると疲れる。実際に、自分は人の目を気にしすぎて何度もパンクした(笑)。子どもなんだから、もっとスケールの大きい失敗をするべきだったと後悔▼60年代からライフシフトに近い考え方を採り入れ、本格的な制度に昇華していたスウェーデン、進んでいるな…。それだけ国民も自立しているということなのだろうけど。

2018/04/10

isao_key

2013年9月刊行の本を一部抜粋、再構成し、加筆を加えた。二人の対談が3分の2、残りを尾木先生の論文が載せられている。ただ論旨は『取り残される日本の教育』と同じなのが残念だった。序文で茂木先生が市川海老蔵は東大には入れないがAO入試があるハーバードなら入れるだろうと言い、東大の入試を批判しているが、『教えてみた「米国トップ校」』には全く逆で、東大は入れるが(試験に受かれば)、ハーバードには絶対入れない(高校の成績がオールA+エッセイを書く必要がある)と書いてある。偏差値システムが一概に悪いとも言えない。

2017/10/05

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