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米中衝突-危機の日米同盟と朝鮮半島 (中公新書ラクレ 639)

米中衝突-危機の日米同盟と朝鮮半島 (中公新書ラクレ 639)

米中衝突-危機の日米同盟と朝鮮半島 (中公新書ラクレ 639)

作家
手嶋龍一
佐藤優
出版社
中央公論新社
発売日
2018-12-07
ISBN
9784121506399
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米中衝突-危機の日米同盟と朝鮮半島 (中公新書ラクレ 639) / 感想・レビュー

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kawa

米朝対話は、時間はかかるとしても戦争から南北融和の流れへ、それは中国・北朝鮮・韓国連合と日米の対峙、そして米中衝突の最前線に日本が置かれる危うい状況にと、相変わらずの鋭いご宣託。言わば日露戦争時の日本の開戦動機に近い状態になるのですか?最近の日韓の軋轢も、この視点から見ると違った景色で見える。本書前半での北朝鮮の核・ミサイル問題を安倍政権が政局利用したという批判。最近の2週間4度ものミサイル発射、トランプ大統領に忖度してか、これまでにない政権・マスコミの無反応ぶりがいみじくも証明していると連想してしまう。

2019/08/13

再び読書

北朝鮮にカジノが出来るリスクがよくわかった。金持ちの考え方はいつも自分本位だ。北朝鮮はカジノを作って外貨獲得を目指している(着工済みだがいまだ未完成)。それが軌道に乗ると自力で資金を獲得でき、日本は資金援助を条件に拉致被害者奪還という手段が取れなくなる。日本がインテリジェンスに対して無知な事が再認識させられる。島国万歳というべきか、ラッキーと言うべきか、この本ではトランプにより、アメリカによる防衛というカードを失った日本も困難な対応を迫られる。日本が最前線に来る日は?恐れざるを得ない敗北に心が荒む。

2021/12/04

NICKNAME

期待をして読みました。対談形式ですが正直これと言った大きく新しい見解を得たわけでもなく読み終わってもなんだかモヤモヤです・・・勿論なるほどという事も多々ありましたが、途中でなんだか飽きてしまって早く読み終わらせなくてはという感じになってしまった。佐藤氏の知識量と幅にはいつもすごいと思いますが、こういった対談形式の本を多く出しているしだんだん飽きてきてしまったという事なのかもしれない。

2019/01/19

ちくわん

2018年12月の本。トランプ大統領の米朝協議の頃の本。2022年3月には韓国大統領選挙。東アジアとアメリカのバランスがどうなるかを常に気にしながら生きていく。ネナラやアデルソン(1933-2021)は初耳。大陸国家や海洋国家、そうした分類で日本は島国。似ているのはイギリス、ニュージーランド、キューバ、インドネシア、スリランカ、マダガスカル、アイルランド、台湾あたりか。

2022/02/06

Tenouji

こちらも恒例の世界情勢関連の年末本。ってなわけでもないのかな。アメリカの威信が失速し、場当たり的なシナリオしかなければ、見たい情報しか見なくなるのか。かといって、いきなり大きなシナリオが語れるほどの、新しい威信を持った何かが現れるはずもなく。信用の負のスパイラル≒戦時体制になってしまうものなのか。

2019/01/05

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